昨日の天気予報通り、
午後になっても
気温が上がらない。
窓の外では、
梅雨期特有の雨が
しずかにふりそぼる。
買い物リストの
キッチンペーパーに × をして、
傘を持って 玄関を出る。
葉っぱについたみずたまが、
葉っぱのみずみずしさを
際立たせているね。
今日必要な外出を済ませたから、
自分のためだけに珈琲を淹れて、
ブランケットと本とスイーツを抱えて、
ダイニングに陣取る。
本のページを繰る手は
ゆるゆると。
それが、ささやかな贅沢。
しずかな雨のどようび。