平均的な日本人らしく
…と言ったら 語弊があるかもしれませんが💦
私は、政治について あまり詳しくありません。
そんな私が 観てきました。
『新聞記者』
韓国人女優のシム・ウンギョンさんと松坂桃李さんが
W主演を務めた社会派サスペンス。
まず 驚いたのは、
今の日本でこんな映画が作られて
なおかつ 全国公開できたんだ!
と いうこと。
主演の2人が演じるのは、
新聞社の女性記者と
内閣情報調査室(内調)の官僚。
内調といえば、米CIAや英MI6のような
日本版諜報機関とも言われています。
だからと言って、
スパイ映画みたいな
派手なアクションや大胆な推理劇は一切なく、
むしろ 坦々と
現政権下で実際に起こった問題を
彷彿とさせるような事件を追う展開は、
あたかもノンフィクションを見ているような
そんな錯覚も覚えてしまいました。
*
正義って 何なのだろう…?
恐らく 答えは出ないでしょう…
思考停止して
流れに任せた方が 楽に生きていけるのかもしれない。
それでも、
私たちは考えるべき。
本作を観て、そんな風に 感じました。