のの日和♪

のんびり ゆるっと 朗らかに 〜気ままなおしゃべり日記〜

アルキメデスの大戦

これは、数学で戦争を止めようとした男の物語。f:id:nonorikka:20190807181459j:plain

映画を観て来ました。

アルキメデスの大戦』

『永遠の0』の山崎 貴氏が監督、

三田紀房氏の同名コミックスが原作で、

菅田将暉くんが「戦艦大和」建造を巡る謀略を 数学で暴こうと奮闘する100年に1人の天才数学者を演じています。

 

ところで。

数学で戦争を阻止できたのか?

史実から鑑みても・・・答えは、当然 NOです。

じゃ、

そんな結末のわかってる映画を観て面白いの?

という問いに対しては・・・YES👍

ピンチの連続からの逆転劇かと思いきや…!?😳🤫😆

 

史実から着想を得たフィクションと知りつつ、

山本五十六など実在の人物が登場するし

リアリティ溢れる戦艦大和のシーンなど

鑑賞中は、ノンフィクション映画を観てるような感覚に陥りました。

 

でも、ふと思ったよ…

もし、この物語の主人公の活躍が功を奏して

戦争が回避できたパラレルワールド日本だったら…

今でも軍隊があって

自分の大切な家族が 戦地に赴く現実もあったのではないか?

パラレルワールドで無かったとしても、

戦後70年以上経った現代日本

「戦争」は 歴史の教科書上の出来事としか思えない世代が 同じ轍を踏みやしないか?

 

私自身、山本五十六の名前を知っていても

何をした人物だったのかについてはうろ覚えでした。

けれど。

愚者は経験に学び 賢者は歴史に学ぶ

(ドイツ宰相ビスマルクの言葉)

  映画であっても 漫画であっても

「戦争」の歴史を学ぶことは、

今の…これからの私たちにとって

大切なこと。

 

8月15日を前に、

そんなことを考えさせられた作品でした。