日光を見ずして結構と言うなかれ

１０月某日(晴)

栃木県の日光へ。

世界遺産にも登録されている歴史的価値の高い社寺や

豊かで雄大な自然美を味わってきました。

まだ紅葉には早かったけど、

中禅寺湖上から眺める男体山の稜線と

お日さまが反射する水面に目を細めました。

華厳の滝は、水量が豊富で

展瀑台まで水しぶきがかかってきました。

この辺りだけ ちょっと空気感が違ったような…

中禅寺湖畔と日光市街地を結ぶ山道は一方通行道路。

ヘアピンカーブが４８カ所あるところから

名付けられた いろは坂 を下って、日光東照宮へ。

小学生らしき団体がたくさんいました。

遠足かな？修学旅行かな？

その集団に付いてるガイドさんの説明を

ちゃっかり一緒に聞いて、ふむふむと。

東照宮といえば 三猿「🙈🙊🙉」が有名だけど、

これって 実は、

猿の一生を表しながら人の生き方を説いたレリーフで、

この神厩舎には 誕生から結婚…老年の猿の姿が

ぐるりと彫られていました。

ちなみに、

「見ざる 言わざる 聞かざる」は、思春期の猿。

この時期には 悪い物事を見ない・言わない・聞かせない

という教えが 含まれているそうです。

たくさん歩いたあとのスイーツは、格別♫

  ＊

また 大雨による災害が起きてしまいました。

私の被害は 傘が壊れてしまっただけでしたが…

自然は 美しい景観を生み出してくれる一方、

哀しい災いも 引き起こします。

自然には

逆らうのではなく、寄り添いながら。

人間の叡智を結集させて

減災の取り組みが進みますように。