のの日和♪

のんびり ゆるっと 朗らかに 〜気ままなおしゃべり日記〜

AWAKE

夢の終わりから 始まる物語。

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映画を観てきました。

 

『AWAKE』

2015年に行われた

将棋電王戦 FINAL第5局

阿久津主税八段 VS AWAKE戦は、

開始からわずか49分

21手という異例のスピード決着となりました。

その実際の対局から着想を得た

オリジナルストーリーだそうです。


吉沢亮主演、常識破りのAI将棋描く『AWAKE』予告編

 

英一は、小学生の頃からプロ棋士を目指し

奨励会で研鑽を積むものの、挫折し夢を諦めます。

抜け殻のような大学生活を送ってる時に

ふと出会ったのが将棋ソフトでした。

自分の理想とする

独創的で強い将棋プログラムを作りたい!

〜と、開発にのめり込むようになり・・・

そんな主人公を演じたのが、吉沢亮さん。

今年の大河で主役を張る国宝級イケメンさんですが、

本作のキャラとかぶるのは、

ぼっち大学生のイタイ青春を描いた

『青くて 痛くて 脆い』の方でした( ̄w ̄)

nonorikka.hatenablog.com

 

地元で将棋の天才と呼ばれても

奨励会(プロ棋士養成所のようなトコ)では

そんな子がゴロゴロいて、

そこでプロになれるのは 年に2人だけ。

プロになっても

タイトルを獲得するような

さらに上の存在になれるのは、

ほんのひと握り。

本当に厳しい世界です。

 

将棋の世界に限らず、

本作の主人公に限らず、

現実でも

夢に挫折したり夢を諦めたりして

その後の人生を生きている人の方が

多いのではないかなぁ?

夢 破れても、

新しい夢とか別の夢とか小さな夢などを見つけて

生きていくのが、現実。

 

夢が叶った人生は

もちろん素晴らしいけど、

苦悩や試練から解放された訳ではなくて。

案外、

夢が叶わなかった人生の方が

悪くなかったかもしれません。

 

な〜んて、

結局は

自分の考え方や気の持ち方次第ですよね。

 

 ☆  ☆

 

夢が終わったのではなく、

新しい夢と生きていく物語でした。