のの日和♪

のんびり ゆるっと 朗らかに 〜美味しいものとか 植物とか 映画とか〜

最後の決闘裁判

これは、

 史実に基づいた話である。

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映画を観てきました。

 

『最後の決闘裁判』

 

いわゆる"100年戦争"の時代のフランスで

法的に認められた最後の決闘の顚末を描いた

・・・中世の #Me Too 映画です。

 

マット・デイモン

アダム・ドライバー

ジュディ・カマーが

それぞれ

騎士、被告、騎士の妻を演じました。

 


www.youtube.com

 

騎士の妻が夫の旧知に暴行されたと訴えるも、

彼は無実を主張し 目撃者もいません。

妻の言葉を信じた夫は、国王へ直訴。

“真実“は、

神による絶対的な裁きに委ねることにー

すなわち、

互いの生死を賭けた“決闘裁判”により

白黒つけることとなったのです。

さて、

“真実”は 一体・・・!?

 

 ☆

 

今回は、

ちょいネタバレしつつ〜の感想文です✋ 

ネタバレNGの方はご用心を。

 

 ☆

 

本作は、

"事実" 三者それぞれの視点から描く

3部構成の形をとっています。

こんなかんじ ↓

 

第一章

〈長官の家系で愛妻家。誇り高く勇猛果敢な騎士の視点

 王のため、戦地では常に危険を顧みず戦ってきた。

 自分、従騎士であるから、戦地での武功こそが勤め。

 権力者に忖度などせん。

 なのに、世渡り上手な旧知ときたら…

    ヤツのせいで随分泥を被らされた。

 全く気に食わん。

 けど、ようやく“騎士”の称号は得られたぞ✨

 ところが、あろうことか

 自分の留守中、ヤツが妻を力づくで・・・

 ヤツのことは絶対絶対許さ〜〜ん‼️

 

二章

〈教養あって美男で色男。恋しちゃった従騎士の視点

 オレ様って〜教養あるしイケメンだしモテるし、

 領主からも気に入られて長官にしてもらえて、

 控えめに言って、絶好調⤴️

 お?共通の知人の祝いの席で見かけた旧知の妻、

 噂通り〜美人じゃね?

 って、おいおい、よもやよもや、

 彼女、オレ様に色目使ってるぅ?

 そっか。あいつら結婚しても未だに子なし。

 つまり、あいつに満足できてないんだろ?

 オレ様の ピーーーッ の出番?

 姦淫は罪だけど、

 ま、お互い恋しちゃったんだから、仕方ないよね〜

 はいはい〜いやよいやよもプレイのうち〜だよね💘

 

第三章

〈真実〉

〈良き妻 良き母になりたかった美人妻の視点

 愛妻家で勇猛果敢?

 虚栄心だらけで嫉妬深いジコチューのモラ夫でしょ!

 教養あって美男で色男?

 確かに美男だろうけど、

 勘違いのとんだ自惚れ野郎でしょ!

 私は、ただ

 良き妻 良き母になりたくて

 努力してきたわ。

 つましくても幸せに暮らしたかっただけ。

 なのに、、、

 夫の所有物でしかなく

 自由もなく

 母にもなれず・・・

 もうイヤ!

 私は声を上げる!!

「私は乱暴された」

 

と、このように

章を追うごとに

同じ"事実" が 違った景色として見えるのです。

実際、

同じ場面でありながら

章によって

妻の表情や仕草が微妙に違ってて、

夫目線での妻は、あくまで夫を敬い慕う風に

被告目線での妻は、コケティッシュに被告を誘う風に

第三章での妻は、意志を持った〜あくまでも夫の所有物ではない〜1人の女性として見えました。

 

ところで。

本作は ”真実“を探るミステリーとしても読めます。

では、本当の“真実”って一体・・・?

→の問いに対するアンサーとして

本作のテロップには

第三章に「真実」とあり、

現代の価値観で客観的に見れば

妻の視点こそが“真実”と言えそうです。

 

でもでも、待って✋

"真実"は、本当に1つだけなのでしょうか。

やっぱり、

夫にとっては 第一章こそが"真実"で

被告にとっては 第二章が"真実"。

そうー "真実"は

とても主観的なものだと思うのです。

 

"事実" 1つでも

"真実"は1つじゃない。

 

前に観た

2つの幕末モノ、

新選組視点の『燃えよ剣』や

るろうに視点の『るろ剣』と

そんな見立てで 重なりました。

 

nonorikka.hatenablog.com

 

nonorikka.hatenablog.com

 

 

しかもしかも、

びっくりなんだけど〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

マジの史実では、

妻を暴行したのは、本当は賊に扮した夫だった!

〜なんて説も、あるとか無いとか…

夫は、遺恨のある旧知を蹴落としたくて

そうだ!タイマン勝負だったら勝てそうかもって

決闘裁判に持ち込んだ〜らしい、のです。

決闘の結果は同じ。

ゆえに

奇しくも"神の裁く決闘裁判"の不当さを暴くことにもなったとか…?

 

もし、

これが"真実"だったら

"事実"さえも

違った景色に見えちゃいますね…( ̄O ̄;

 

   ☆

 

本作では

わかりやすく#Me Tooっぽいフェミニズム

気持ちが傾きそうだったけど、

どうしてどうして、

家父長制度を維持し

かつ王に忠義を立てねばならぬ男も

なかなか生き辛そうです💦

戦う場面めっちゃ痛そうで〜 残酷💧

 

女には女の辛さがあるけれど、

男にだって男の辛さがあるし、

なんなら〜主君にも主君の辛さがあるのです。

 

nonorikka.hatenablog.com

 

 

 ☆

 

古今東西

そんな歴史を経てある、今の私たち。

もちろん、

古き良き価値は受け継いでいくべきでしょう。

しかし、過去の良くない価値観に

未だ囚われてしまうこともあります。

 

誰だって声をあげていい時代に産まれたのは

幸運なことです。

誰もがつましくても幸せに暮らせる

そんな世の中でありたいですね。 

 

 

 ★はてブコメへのお返事★

SSDDGGss(id:SSDDGGss)さん

過分なるお言葉、ありがとうございます☺️✨

 

ハマサンス(id:hamasansu)さん

そういうコト、あるある〜です😅

日本人から見たら、

外人さんって似たように見えますものね…

 

コピ(id:copinoheya)さん

現代劇だったら…

女性が一枚上手で、ホントは男たちを掌で転がしてた〜

ってなりそうです…😏

でもでも、実は、

若干そんな風に受け取れなくもないラストなので、

面白かったです😁

 

3x10cm(id:sankairenzoku10cm)さん 

nonoにしては 頑張って(笑)

下ネタ全開で書いたパートですね🤪

本編を見ながら

少し前にあった医学生の集団暴行事件などの犯人たちが

まさにこんなタイプだったんだろうなぁ…

とも思ったりしました😤

ま、(失礼ながら)3x10cmさんレベルの

ちょっと勘違い野郎くらいだったら可愛いもんですよ。

ぷぷぷっ😁😁😁

 

S-Johnny(id:s-johnny)さん 

私は1人で観てきましたよ〜♪

むしろ、1人で観た方がいいかも?と思います🤭

 

木瓜(id:Boke-Boke)さん

某ご長寿人気名探偵アニメの主人公の

決め台詞は「真実はいつも1つ!」だけど、

そうとも言えないから

現代でも

弁護人や検事や判事が必要なのでしょうね。

 

ふつ映(id:singark071781)さん

ですね〜😓

事件の動機で多いのは、

やっぱり怨恨ですものね…💦

 

Pちゃん(id:hukunekox)さん

この決闘は、

そもそも妻が暴行されたか否か?が争点なのに

男同士は自分の虚栄心を賭けた戦いに全集中で

見物人にとっては娯楽…

被害者が晒し者になってるだけなのです😓

その点だけでも十分酷いのですよ〜

でも、ラストはちょっとスカッとします😏

 

うり まさる(id:urimasaru)さん

チャゲアスのその曲の歌詞、ググってみました。

なるほど〜そんな雰囲気も、あるかも?🙄

 

ルーナっこ(id:Lunakko)さん

生死を賭けた決闘の勝敗で真実が決まる、って

現代の感覚から考えたら、怖いしナンセンスです😓

でも、戦争はある意味勝った方が正義になるし…

人類は進歩しているようで

そうでもないのかもしれません…😞

 

ケイタ(id:bkeita)さん

真実の判定は難しいですが…

判官贔屓という言葉もあるように、

負けた側や傷ついた側に寄り添える気持ちを

持っていたいと思います😌

 

 

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