・・・そうして
王子さまと結婚して、
2人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ❤️
〜〜〜そんなシンデレラストーリーの続きは、
ホラー
かも
しれません。。。
映画を観てきました。
今年に入って、ようやく最初の鑑賞作品です。
劇場は感染対策もなされていますが、
念には念を…ってコトで
観客の少ない時間帯を狙って鑑賞してきました。
"王子さま"の田中圭さんと結婚した
"シンデレラ"の土屋太鳳ちゃんが壊れていく…
禁断の裏お伽話サスペンス
『哀愁しんでれら』
幸せを追い求めた土屋太鳳が壊れていく/映画『哀愁しんでれら』ディレクターズカット予告篇
最近、
オリパラ組織委の森会長発言が物議を醸しておりますが、
本作にも
この炎上発言と似たような匂いが
ぷんぷん漂っていました〜(; ̄m ̄)
前半は、
太鳳ちゃんの健気さとキュートさに
きゅんきゅんしちゃうシンデレラストーリー。
〜だけれども、そこはかとなく歪みも見え隠れ。
後半は、怒涛の展開。
そして、見る者を震撼とさせるラストへ・・・
後味、めっちゃ悪いです( ̄▽ ̄;)
★
物語の中で
夫にとっても妻にとっても信念だった言葉
ゆえに、妻が「壊れる」トリガーとなる言葉
"子どもの将来は、母親の努力によって決まる"
コレは、あのナポレオンが言ったらしいけど。
そもそも、
集団を作って生きる生きものが、
役割とか世襲とか格差を形成するのは
自然な流れだったのかもしれません。
昔の人間社会は言わずもがな。
昆虫や動物の世界だって…
例えば、
ある種のアリの世界は
女王アリを頂点とした厳格なタテ社会です。
ところが、
人間社会では 近年になって
価値観が激変してきました。
一般的な古い価値観と新しい価値観が
あまり重ならないのは当然として、
でも 自分自身の価値観は
どちらとも少しずつ重なっていて、
その重なり具合が人によって違うから…
森発言が炎上するのだろうし
本作を観てざわざわするのだろうと思います。
前述のナポレオンの言葉にも
けっ、ナニ言っちゃってるの〜
と 憤る人もいれば、
ブラボー!イイコト言うね〜
と 称賛する人もいれば、
どうしよう…めっちゃプレッシャー
と 慄く人もいるでしょう。
★
来る日も来る日も前線で
餌を確保しに行ったり 外敵と戦ったり。
「こんなことやってらんねーよ」
と、働きアリが怒ってるかもしれないし、
来る日も来る日も巣穴の最奥で
栄養を補給し卵を産み続ける。
「所詮わたくしは子を産むだけの存在…」
と、女王アリが嘆いてるかもしれません。
価値観、
なかなか難しいですね(⌒-⌒;