昨夜、
地上波放送の『パラサイト 半地下の家族』を観ました。
劇場公開された当初は
ネタバレ不可!
と言われてたけど、
・・・もう大丈夫ですよね?( ・∇・)d
昨年、劇場では字幕版を観ましたが、
字幕の時はそれほど面白く感じなかった台詞にウケたり
笑い ってスピード勝負のトコもあるから
字幕を追ってると、どうしても笑うツボに時差が生じちゃうんです…(⌒-⌒;
逆に 吹替えで面白さが半減した場面もあったり。
例えば…
元家政婦が調子こいて(笑)北朝鮮の有名アナウンサーのマネするトコは、
やっぱ あの朝鮮語のイントネーションで聞いてこそ、でしょ〜(๑˃̵ᴗ˂̵)
エンタメたっぷりのコメディで
エグいサスペンスで
小気味よいコンゲームで
それでいて社会派ーー
を、2回目ならでは〜の目線でも楽しめました。
そんなこんなで
約1年前の鑑賞直後の興奮も蘇ってきたので、
stay home の3連休。。。
ポン・ジュノ監督小祭り←と称して
『スノーピアサー』(2013年公開)
を視聴しました。
【Kstyle】 ポン・ジュノが放つ近未来SFエンターテインメント『スノーピアサー』予告編
地球温暖化を食い止めるために散布された冷却物質が
地球に想定外の氷河期をもたらし、
永久機関を持つ列車「スノーピアサー」に
乗った人々だけが生き残ることに成功する。
それから17年後の2031年。
列車は前方車両に乗る富裕層と
後方の貧困層とに分断され、
常に最後尾は虐げられてきた。
そんな不平等な現状に終止符を打つべく、
最後尾が革命に立ち上がるが・・・
『パラサイト』が
上下で 格差社会を表現したならば、
『スノーピアサー』は
前後で 格差社会を表現したと言えそうです。
全ての生物が凍てつき死に絶えた世界で
なんとか生き残った者たちを乗せ
雪を突き抜けるように走る長い長い列車は、
まるでノアの方舟みたい。
そんな破天荒なSF的設定と
先が読めそうでありながら それを覆す展開に
圧倒された2時間でした。
折しも 最強寒波来襲中だったから、
画面上の 雪と氷に閉ざされた地球の姿が
めっちゃリアルに寒かったです:;(∩´﹏`∩);:
ところで。
小ネタなのですが…
『パラサイト』に出てきた豪邸をデザインした建築家は
"ナムグン"という名前でした。
『スノーピアサー』の主要登場人物で
列車のセキュリティを設計した人物の名前も"ナムグン"
で、その役を演じたのは、
『パラサイト』で主人公を演じたソン・ガンホ。
コレって
監督の遊び心なのかなぁ?( ´ ▽ ` )