のの日和♪

のんびり ゆるっと 朗らかに 〜気ままなおしゃべり日記〜

ブルーピリオド

好きなことをする努力家最強!

 〜藝大受験を迷う主人公の背中を押した美術の先生の言葉〜

 

映画を観てきました。

 

『ブルーピリオド』

ソツなく器用に生きてきた高校生・矢口八虎(やとら)は、美術の授業の課題「私の好きな風景」に困っていた。悩んだ末に、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。その時に絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたと感じ、美術に興味を持ちはじめ、のめりこんでいく。そして、ついに国内最難関の美術大学への受験を決意するのだが…。

立ちはだかる才能あふれるライバル達。正解のない「アート」という大きな壁。経験も才能も持ってない自分はどう戦う!?八虎は【自分だけの色】で描くことができるのか。

(公式サイトより抜粋)

 


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さて。

"ブルーピリオド"といったら、

ピカソの"青の時代"ですよね。

( ๑ º╰╯º)ん?青の時代とは…?

ピカソ19歳から20代前半にかけての制作活動を指す期間。

特徴的な青の色調で暗っぽ〜い作品を多く描いていた。

 

実際、本作のタイトルも

それが由来のようです。

そこで、今回は

あおのじだい頭文字で

映画の感想を述べてみます!

 

 

ら?!

主人公:八虎の幼馴染・ユカちゃん〜

スタイル抜群のキレイ系JKで

いかにもネクストブレイクしそうな

若手女優だなぁ☆と思ったら、

女装男子だった!

しかも演者は、

ジェンダーレス俳優じゃなくて

仮面ライダー俳優の

高橋文哉くんだったので びっくり‼️

いやぁ〜メイクの力ってスゴイっっっ

www.youtube.com

 

なじ匂いがしたの、次男と。

八虎みたいに不良優等生じゃないし

イケメン度は全然違うし

目指す道は違うけど…

八虎の根っこが 次男と似てる気がするぅ( º╰╯º ๑)

 

の、この作品を次男と観ました。

マンガ大賞2020を受賞し

現在も連載中である

山口つばさ氏の同名漫画が原作と知らず、

ほぼほぼ予備知識無しで観てました〜(⌒-⌒; 

 

なん、実は原作漫画を読んでいて

次男にしては珍しく

八虎にめちゃめちゃ共感していたらしいです。

「次男と似てる」と思った母の感覚、合ってました( º╰╯º ๑ )

 

いがく入試までのお話。

多分めっちゃ話を端折ってるっぽいです。

もっと深堀りしてほしかったキャラもいます。

だけど、

ハ虎の心の変容はアツく青く描かれていました。

 

わゆる"アオハル"モノで

本作のメインターゲットは若者だと思います。

なのに、

潔く下手なラブコメ要素を盛り込んでないトコ、

好感が持てました。

しかも、

オトナののは

お子ちゃまの恋愛模様に全く興味持てませんから

願ったり叶ったり( ̄w ̄)

 

子どもが、好きな夢を追うことに対して

反対する親は ほとんどいないと思います。

子どもが小さい頃は 特に。

むしろ、夢は大きく!とか言ったりして、ね〜

けれど、

どんどん大きくなっていき

"社会に出る"時期が近づいてくると…

 それで食べていける?

 上には上がいるよ?

 仕事は仕事、好きなことは趣味でいいんじゃない?

などとゲンジツテキな口出しを

したくなってしまうのも親心です。

 

本作のメインターゲットの世代から

外れているであろうののは、

夢を追う主人公の進路にヤキモキする母親

主人公をおおらかに導く周囲の教師・講師

共感しまくりでした。

 

 *  *  *

 

上野周辺には

カハクやトーハク、美術館などがあって

時々訪れていたのですが、

本作を鑑賞して

東京藝大キャンパスにも行ってみたくなりました。