恥の多い生涯を送ってきました…
この間、映画を観てきました。
太宰を取り巻く3人の女たちには、
耐える賢母本妻を宮沢りえさん、
作家志望のお嬢様愛人を沢尻エリカさん、
一緒に死んじゃう未亡人の愛人を二階堂ふみさんが
それぞれ演じています。
ニナミカさんらしい色づかいが印象的で
昭和デカタンな雰囲気の漂う映像でした。
* * *
私が太宰治を知ったのは、小学生の時。
『走れメロス』を 多分 道徳か何かで読んだのが
いちばん最初だったと思う。
単純な子どもだったので(笑)
友情って素晴らしいなぁ〜✨
という 感想を、当時は持っていたに違いない( ̄∇ ̄)b
あの頃は、
有名な作家先生=道徳的にも立派な人
と思っていた。
時が経ち…高校生になった私。
ある日、
なにげに見てた国文学の参考書の太宰治のページ。
彼の経歴欄を見て、ぶっ飛んだ((((;゚Д゚)))))))
バツあり 妻子あり 愛人との間に子あり、
アル中で ヤク中で、
愛人との心中未遂を繰り返し、
肺病を患い、
最後には 新しい愛人と心中しちゃう…
はぁっ!?
メロスが激怒するほど
めっちゃ 不道徳な人じゃん!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
そうして、やっと
有名な作家であればあるほど、
破天荒か不道徳に違いない!
と知るに至る・・・_φ( ̄ー ̄ )
注!! あくまで、個人的な見解です✋
* * *
本作では
才能に溢れ繊細で優しく自信家だけど、
弱さと脆さを持つ太宰治が
魅力的に描かれていました。
そして、女は やっぱり 強い! ( ̄∇ ̄)g
めくるめく 2時間でした。