のの日和♪

のんびり ゆるっと 朗らかに 〜気ままなおしゃべり日記〜

ザリガニの鳴くところは 鳥の解すところ

そもそも

ザリガニって鳴かないらしいけど。

 

『ザリガニの鳴くところ』

 

何人かのブロ友さんが

レビューをあげていたこの作品、

私も視聴してみました。

 


www.youtube.com

 

湿地が舞台って言うし

映画のポスターも パッと見オカルトっぽい。。

と思って

なんとなく敬遠してたのだけど、

観始めたら

いい意味で期待を裏切られました。

 

 

【湿地帯で見つかった男性の変死体。被害者は、まちの人気者チェイスだった。容疑者として"湿地の娘"カイアが逮捕される。やがて 裁判が始まると、彼女の壮絶で切なくも逞しい人生が明らかになる。果たして事件の真相はー?】

 

私にとっても、まちの人々にとっても

【湿地】は、

文字通り 湿ってじめじめしてて暗くて汚いところ

というイメージ。

けれど、

映像の、カイアの目を通して見た【湿地】は、

美しく輝く自然と

逞しく豊かな生き物たちの安寧の地。

弱肉強食も窮鼠猫を噛むも自然の摂理で

カイアも、湿地の自然の一部である、と考えると

彼女の全ての行動が腑に落ちます。

 

カイア(とその兄)は

湿地を【ザリガニの鳴くところ】と呼びました。

私はまた

湿地を【鳥の解す(ほぐす)ところ】と感じました。

様々なことで傷つけられた

カイアの心を解してくれたのは湿地。

中でも【鳥】が 印象的でした。